メールで画像を送る際は無料の写真共有（受け渡し）サイトを活用しよう

ビジネスでも頻繁に使用する「メール」ですが、画像ファイルを添付して送信することも少なくありません。
便利で当たり前のように使われる一方で、添付ファイルの容量によってはトラブルになるケースもあるため注意が必要です。

メールで送る添付ファイルの容量は2MBまで！？

画像やPDFファイル、エクセルファイル等をメールに添付して送る機会もあると思います。
その際に注意したいのが「添付ファイルの容量」です。

添付するファイルの容量が膨大だと、メールが送れたとしても送信先の相手には届かずエラーになってしまうことがあります。

そのため一般的には「約2MB～3MB」のファイル容量（サイズ）内で、送信するのが理想的です。

2MBとは一体どれくらいのファイルサイズになるのでしょうか。
例えば、デジカメやスマホなどで撮影した写真（例：大きさ3500×2500）などは、圧縮しない状態だと、一枚で2MB～3MBくらいの容量になってしまいます。
※カメラや写真の種類によっても異なります。

ちなみに、1MB＝1000KBです。

画像サイズの調べ方はさまざまですが、Windows10のパソコンを利用している場合は、画像の上で、右クリック→プロパティを選択すると確認できます。

前述の通り「送信先の相手にメールが届かずエラーになってしまう」ことが一番の理由です。
エラーになってしまう理由や大容量のファイルをメールで送ってしまった場合のトラブルについては以下をご参考にしてください。

メールでファイルを送受信できる容量は、送信側・受信側それぞれの環境によって異なります。
これは、使用しているメールソフトやサーバー等が関係しています。

例えば、あなたのメールソフト（Outlook 2010）では最大20MBまで添付ファイルが送れたとしても、受信側（相手の環境）では3MBまでしかファイル等を受信できない可能性もあります。

ちなみに、下記は利用ユーザーが多いと思われるメールソフトの添付ファイルのサイズ上限です。※ご覧いただくタイミング等によってはサイズ情報が異なる場合がございます。

こう見ると、20MBくらいまでならメールから添付ファイルとして送ることは可能ですが、タイミング等によっては送受信ができなくなるトラブルを引き起こしかねない（以降でご説明）ため、注意する必要があります。

友達同士で気軽にメールするなら問題ありませんが、ビジネスメールでは違います。
正確な情報のやり取りは必要不可欠ですし、急ぎの場合は迅速な対応が要求されます。

例えば、「メールで添付ファイルを送り、パソコンをそのままにして別件ですぐに出かけなくてはいけない」そんなシチュエーションありませんか？

そんな時、大きいサイズ容量の添付ファイルを送っていたらどうでしょう。

送信側からは送れていても、受信側では受信できるファイルサイズの上限を超えていた場合、正確に受け取れず、エラーを起こしてしまうケースもあります。

これが急ぎで確認してもらいたいファイルだった場合、後々トラブルの原因になりかねません。

スマホなどで写真を撮っていると、いつの間にか容量がいっぱいになり、写真が取れなくなった「やむを得ずいらない写真を削除したり整理した」なんてことはありませんか？
これは、スマートフォン内で写真やアプリなどのデータが格納できる容量の上限に達してしまったからです。

メールでも同じようなことが言えます。
使用している環境によってはメールサーバーというものが存在し、その中がいっぱいになってしまうと添付ファイルどころか、メールを送信することも受信することも出来なくなってしまいます。

大きいサイズ容量の添付ファイルを送ってしまうと、それだけ早くメールサーバー内がいっぱいになってしまうことに繋がります。

メール自体の送受信が出来なくなってしまったら、とんでもないトラブルになりかねません。

前述の通り、メールに添付するデータが膨大になると、上記のようなトラブルやリスクがあります。それらを回避する方法の一つとして、写真受け渡しサイトを活用する方法があります。（オンラインファイルストレージなんて呼ばれ方もします）

下記は、代表的な無料の写真受け渡しサイトです。

こういったサービスが無料で使えるのは本当に有り難いですね。
使い方などは、それぞれの写真受け渡しサイトに説明があるので確認してみてください。
使い慣れるとけっこう便利です。

また、上記以外にも類似するサービスはありますので、ご自身で使いやすいものを見つけてみてください。

「普段メールで添付ファイルを送る時そこまで気にしていなかった」という方もおられたのではないでしょうか。

ビジネスメールでは特に細心の注意を払わなくてはいけません。

色々なリスクを伴いますので、今回ご紹介した写真受け渡しサイトなどを活用してみてください。