ネットショップのカテゴリの分け方・空気清浄機の取説を例にお話します

ネットショップ カテゴリの分け方
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ネットショップのカテゴリーの分け方って難しい、、どんなカテゴリを作ったら良いか悩む…
簡単なようで難しいカテゴリ分けですが、ネットショップでお客様を迷わせない為にもとても大事な要素のひとつです。
今回はカテゴリ分けで悩んでいる初心者の方向けにお話しています。

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ネットショップのカテゴリ分けの必要性

ネットショップでカテゴリ分けが必要な一番の理由は「商品の場所をわかりやすくユーザー(お客様)に伝えるため」です。
特に商品点数が多いお店は、カテゴリ分けをしっかり行わないとお客様を迷わせてしまい、離脱率を高めてしまう可能性があります。

また、カテゴリ分けをすることで、内部リンクも構築されますので内部SEO対策にも繋がります。

直接接客できる実店舗と違い、ネットショップではお店の作り方、見せ方はとても大切です。
ユーザー目線に立ち、わかりやすい商品カテゴリを作ることは、売上アップにも繋がります。

ネットショップのカテゴリ分けの参考例

ネットショップでのカテゴリーの分け方は、取り扱う商品やサービスによって異なります。
そのためユーザー目線でわかりやすく作られていれば、カテゴリ名や分け方などに決まりはありませんが、基本的な考え方として以下のようなカテゴリの分け方があります。

  • 種類別で分ける
  • 用途別で分ける
  • メーカー別で分ける
  • ブランド別で分ける
  • カラー(色)別で分ける
  • 価格帯別で分ける
  • ランキング別で分ける

など。

ちょっと視点を変えた場合のカテゴリ分け

上記では、基本的なカテゴリ分けのベースをご紹介しましたが、以下ではちょっと視点を変えた場合のカテゴリ分けを例として挙げています。

  • 年齢別で分ける
  • 性別で分ける
  • プレゼント別で分ける
  • 今の気分で分ける
  • 職業別で分ける

など。

取り扱う商品やサービスによっては、ちょっと変わったカテゴリ分けも出来るかと思いますし、上手にキーワードなども当てはめて作成することでSEO対策にもなります。

空気清浄機の取扱説明書を例にカテゴリ分け

日常生活のあらゆるところに「ネットショップのカテゴリ分けの参考材料」は存在しています。
カテゴリを作成すること自体が初めての方は、以下のような家電製品の取扱説明書を見るだけでもイメージがつきやすいかもしれません。
今回は、空気清浄機の取扱説明書を例にネットショップのカテゴリ分けを解説したいと思います。

空気清浄機の取扱説明書

上記の画像は、私が以前に購入した空気清浄機の取扱説明書の表紙です。
ご覧いただくとわかるように「もくじ」というような形で、ページをめくらなくてもどこに何が記されているかがひと目でわかるようになっています。

これはとても便利ですし、ユーザーのことを配慮された作りになっていますよね。

「ネットショップのカテゴリ分け」も同様のことが言えると思います。
以降で詳しく解説していきます。

取説をネットショップ用としてカテゴリ分けしてみる

それでは空気清浄機の取扱説明書をもとに、ネットショップのカテゴリ分けをおこないたいと思います。

ネットショップの作りや構成などによってもカテゴリ位置が異なるかと思いますので、今回はわかりやすくするために「ヤフーショップの作り方。初心者が行うべき準備&10の基本ベース設定とは?」で掲載している以下の画像(ネットショップの基本構成/一部変更あり)をもとに進めていきたいと思います。

ネットショップの基本構成

ヤフーショップ基本サイトベース

カテゴリ分け参考例

取扱説明書のもくじには、大きく分けて以下の3つに分類されています。

  • はじめに
  • 使いかた
  • お手入れ

 

空気清浄機の取扱説明書

 

「はじめに」は、特徴や各部のなまえ、よくあるご質問などの内容となっているので、ネットショップでいうところの「グローバルナビゲーション」等にあてはまります。(後述にて紹介)

そして「使いかた」は、運転のしかた、機能の紹介など、空気清浄機を使う上でメインとなる内容になっているので、ネットショップでいうところの「カテゴリ」にあてはめることができます。

カテゴリ分けに設置

ネットショップだけに限らず、どんな商品・サービスでも消費者の目線で案内や説明をすることは、商品価値や安心感、信頼性などを得ることにも繋がります。

グローバルナビゲーション分け参考例

前述の通り、「はじめに」の内容は下図のようにグローバルナビゲーション等にあてはめることができます。

グローバルナビゲーションに設置

例えば、以下のようなネットショップのナビメニューに置き換えることができます。

  • 特徴→当店について
  • よくあるご質問→ショップQA
  • 安全上のご注意→返品交換やプライバシーポリシー等
  • 各部のなまえ、案内→配送や送料の案内
  • ご利用前に→お買い物ガイド

など。

読み物コンテンツ分け参考例

「お手入れ」については、空気清浄機を使った後の補足的な内容となるため、緊急性は要しません。そのため「読み物コンテンツ」として当てはめることもできます。

読み物コンテンツに設置

ネットショップの集客方法として「読み物コンテンツ」は効果的といえます。
ブログなどを活用し、商品やサービスについてのコンテンツを日々作成していくことは、集客はもちろんのこと売上アップにも繋がるでしょう。

ネットショップでカテゴリ分けする時のポイント

カテゴリ分けする時のポイントは以下の通りです。

  1. 商品を抽出
  2. グループ化
  3. カテゴリ名を設定

※下図は、空気清浄機の取扱説明書を例にしています。

カテゴリ分けをする時のポイント

グループ化(グルーピング)したものが、どんなテーマ(大カテゴリ)に属するかを決めていきます。
逆に大カテゴリを決めてから商品といった流れでも構いません。

上記の例では、大カテゴリ直下に商品が紐付いている形ですが、基本的にネットショップでカテゴリ分けをする時は「大カテゴリ・中カテゴリ(小カテゴリ)」が存在します。
その為、実際にはもう少し細分化することになるでしょう。

まとめ

今回は、カテゴリ分けの基本的な考え方と、身近なモノ(家電製品の取説)を例に挙げてお話させていただきました。
この他にも、競合のネットショップを見たり、メーカーサイトを見たり、商品のカタログ、雑誌など、参考材料になるものは山ほどありますのでチェックしてみてください。

また、商品ありきのカテゴリ分けになるかと思いますが、売上を上げるには商品点数も重要です。
商品数が少ないとそれだけ入り口が少ないということになるので、それらも視野に入れネットショップのカテゴリ分けを進めて頂ければと思います。

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